
✅本記事の作成者について

✅本ブログ『もり氏ブログ』の執筆者
愛媛県在住のマンガ好き。ラジオアプリStand FMでマンガ好きが集まるラジオ番組「マンガライターもり氏の好きなマンガを誰かと語りたいラジオ」MCやってます。マンガライター活動や、noteでの記事投稿などなど、本業の傍らゆるく活動してます。👉一覧ページ👈
好きな丸亀製麺のメニューは野菜かき揚げです(うどんじゃないんかい)☺️
着信課金番号サービスとは?
今回から、私もり氏が働くコールセンター業界(最近だとコンタクトセンターとややオサレな呼び方をするよ!人と情報を繋ぐ役割、みたいなイメージですね😊)のお勉強を兼ねて、忘備録も兼ねてコールセンターのお仕事や電話に関わることなどをブログに綴っていきます。
一応、本業ではあるものの業界歴も短く、ペーペーなのでこの場を使って自分も勉強していきたい気持ちです🙇♂️

さて、今回は着信課金番号サービスとダイヤルインについて解説します。

何それ?と感じている方も多いことでしょう。私も一緒です(オイ)。
ここで、通販番組なので良く聞くフリーダイヤルのお話をしましょう。フリーダイヤルは実はNTTコミュニケーションズ社が取得している同社の登録商標で、そのサービス自体のことを「着信課金番号サービス」と呼びます。
これは皆様ご存知の方も多いと思われますが、電話をかける側が通話料を負担しなくていいので、安心のやつです。
NTTコミュニケーション社が提供するフリーダイヤルは「0120」から始まる番号が有名ですが、その他「0800」から始まる番号もあります。また、「0120」で始まるものが必ずしもフリーダイヤルとは限りません。

代表的な着信課金番号サービス
ここで、日本の代表的な着信課金番号サービスをご紹介します!
フリーダイヤル=NTTコミュニケーションズ
着信課金番号サービスといえばフリーダイヤル!と言えるほどの圧倒的知名度!比較的電話料金も安いことから1番選ばれているサービスと言えるでしょう。
0120ーから始まる番号には、ちゃんとした企業からの電話なのだなという信頼感も相まって浸透しています。
フリーコール=KDDI
フリーコールはKDDI株式会社の着信課金番号サービスです。さらに「フリーコールS」と「フリーコールDX」の2種類のサービスを提供しています。
フリーアクセス・ひかりワイド=NTT西日本・東日本
NTT西日本・東日本が提供する着信課金番号サービスです。フリーダイヤルと異なり、携帯電話からの着信にも対応していることが特徴です。
フリーボイス・楽天コミュニケーションズ社
楽天コミュニケーションズ社が提供する着信課金番号サービスです。フリーダイヤルと同等のサービスを誇り、基本料金がフリーダイヤルよりも安いということから、その価格が大きな魅力となっています。

フリーダイヤルの細かい設定が可能!カスタマーコントロールを使いこなせ!
ただフリーダイヤルを取得すればOKか、というとまだまだやることはあります。
まず、受付する時間の設定(お休みの日があればその時間帯には受付ができない旨のガイダンスを流す、など)が必要です。各種着信課金番号サービスには、カスタマーコントロールと呼ばれる、各種設定ができるツールが存在します。
こちらで細かい設定、例えば土日祝は終日電話が繋がらないように設定するなどですね!
フリーダイヤルの各種設定にはカスタマーコントロールが必須!マストの相棒ですね💪下記に代表的なNTTコミュニケーションズのカスタマーコントロールのリンクを貼ってますので、興味のある方は覗いてみましょう😊
NTTコミニュケーションズ カスタマーコントロール認証サイトはこちら
24時間受付のお問い合わせ番号はこちら

フリーダイヤルに必要な相棒・ダイヤルインとは?
そしてさらに、フリーダイヤルの取得と、カスコン(早くも略称で通ぶる人)の設定だけではまだまだです。通称裏番号とも呼ばれるダイヤルインの取得が必須案件です。
ダイヤルインとは、電話回線1つで複数の番号を取得できるサービスのことを指します。多くの企業がオフィスの電話網で使用しています。
一般の家庭で用いられる直線回線では、1つの電話回線に1つの電話番号が設定されています。

そこで1つの電話回線に、複数の電話番号を設定し効率的に運用できるようにしたのがダイヤルインです。
ダイヤルインの仕組みは以下の通り。
①フリーダイヤル(着信課金番号サービス)から電話がかかってくる
②オフィスに設置されたPBXと呼ばれる装置が、受信し着信番号を読み取る
③PBXが着信番号に対応する電話に通信を送り、電話を鳴らす。

契約番号・追加番号とは
ダイヤルインには契約番号と追加番号という2種類の電話番号があります。
契約番号👉電話回線と紐づいた電話番号です。
追加番号👉電話回線と紐づいていない番号です。物理的な電話回線を保有しておりませんが、電話番号としては存在しています。
ダイヤルイン回線が可能な回線
ダイヤルイン導入時の注意点として電話回線の種類が挙げられます。ここで、主要な回線について学んでおきましょう。
アナログ回線
ここでの説明は割愛します。
ISDN回線
Dチャネルという通信制御回線を用いてダイヤルいんが行われます。
IP回線
IP回線でのダイヤルインでは固定電話回線の番号とIP電話番号の併用ができないため、どちらかの番号を選択する必要があります。
ダイヤルインを組む際は、同一の市内局番と電話回線を利用することが基本です。混在させると動作に支障を生じる可能性があります。
ダイヤルイン設定時に必要!PBXを知っておこう✨
ここで、ダイヤルインの設定時に必要なPBX(Private Branch exchange:プライベート・ブランチ・エクスチェンジ)について学んでおきましょう。
PBXとは電話回線の交換機のことで、主にオフィス等の指定された位置に設置されています。着信課金番号サービスのカスタマーコントロール側で設定をしていても、PBX側で別の設定をしていればそちらが優先される仕組み(だそう)です。

PBXでは、ダイヤルイン機能(1台追加ごとに月額880円)、PBXに接続している内線間の通話機能、転送機能などさまざまな機能があります。
代表番号の着信=同じ番号で複数の電話機に同時着信・発信できる機能を有しています。
さらにPBXでは内線どうしの通話で、通話料が発生しません。PBXによって社内に内線電話網をネットワークすることによるメリットですね!
さらには発着信制御と言って、どの電話番号からの外線を着信させるか、どの電話番号で発進させるかを制御することもPBXでできます。
着信課金番号サービスとダイヤルインを知ってより深くコールセンターを知ろう
2022年4月現在、レガシーPBX・IP-PBX・クラウドPBXの3種類があるそうです。また別記事でいつか詳しく解説したいですね!
