
✅本記事の作成者について

本記事をおすすめしたい方
・セールスライティングを勉強したい方
・他者の心を動かす記事を書きたい方
・文章でお金を稼ぎたい方

セールスライティングとは?
本書ではPCを前にしたセールス担当者のことをセールスライターと定義しています。
セールスライティングの目的はシンプルに『商品を売ること』です。

広告は目標を達成するための1つの手段であり、それ自体を面白い、楽しいと判断するのは素人だと語られています。
その広告を見た人が、商品を購入しようと思い至らなければ、セールスライティングとして機能していない・・・まずこの原点を抑えておかないといけませんね。
インターネットによるセールスライティングの変化
インターネットが登場して以降、Eメール、ネットを介したマーケティングキャンペーンは手軽で費用も安く、マーケティングの常套手段となりました。
しかし、どれだけインターネットが普及しても人間の心理原理は不動不変です。
重要なのは、情報に溢れている現代で、忙しい人々に自分の問題を解決できる、意思決定を行う上で役立つ情報を適切に提供できるかどうかが広告の価値となっています。

注意を惹きつけるコピーとは?
注意を惹きつけるコピーで重要なポイントが「見出し」です。
いい見出しを思いつけば、ほぼいい広告ができたも同然と言われています。
見出しの心理学
「第1印象」は何より重要です。
それが有益な情報を伝えてくれたり、なんだか読めば得しそう!と思える内容であれば読み手の注意を惹くことができます。
お客様は、自分のニーズや予算に合うものが欲しいはずなので、見出しには販売したい商品の訴求ポイントを入れることがポイントです。
見出しに自分のメリットになる情報がある!と思えるかどうかが重要なのです。

見出しの4つの機能
見出しには4つの機能があります。
1注意を引きつける
2対象者を選別する
3こちらのメッセージを完璧に伝える
4読み手をコピー本文に誘導する

1注意を引きつける
1つめの機能は、見出し文で注意を引くことです。
わかりやすい例だと【無料】【ラストチャンス】【〜する方法】など、この記事を読んだら得しそう!と思える情報を掲載する方法です。

2対象者を選別する
2つめの機能が対象者の選別です。
例で言えば、65歳以上の人間を対象とした広告の場合は【65歳以上の方に朗報です!】とすればターゲットではない層からの問い合わせを回避することができるでしょう。

3こちらのメッセージを完璧に伝える
読み手の8割は見だしだけ読んで離脱してしまうと考えましょう。
なので見出しさえ読めば言いたい情報が完全に伝わるようにすれば、見出ししか読まない80%の層にもある程度売り込める可能性があります。

4読み手をコピー本文に誘導する
見出しで読者の興味を引きさらに多くの情報が書かれている本文へ誘導しなければなりません。
そのためには、読者の知的好奇心を掻きたてなければなりません。質問を投げかけたり、はたまた挑発的なことを言うというテクニックもアリです。

見出しを書くためのテクニック
見出しを書く際に自問しておくべき3つのポイントについて抑えておきましょう。
見出しの3つのポイント
1顧客は誰か?
2商品の大きな特徴は何か?
3なぜ顧客はこの商品を買いたいと思うか?
この3つの質問の答えが、そのまま見出しに活かせます。
セールスライティングのテクニックに『4U』というものがあります。
4Uとは?
・お急ぎください(Urgent)
・ユニーク(Unique)
・超具体的(Ultraspecfic)
・有益(Useful)

お急ぎください(Urgent)
読んだ人に「後ではなく今すぐ行動する理由を与える」ことです。
時間の概念を文中に入れることで、切迫感を出すテクニックです。
例)ブログで10万稼げるテクニック→今年中にブログで10万稼げるテクニック
ユニーク(Unique)
効果的な見出しの1つの要素に、すでに読者が知っている表現を新しい形で表現しているものが挙げられます。
例)北海道産バス用品が全品10%オフ➡︎なぜ雪国の女性の肌は美しいのか
超具体的(Ultraspecfic)
読み手をその気にさせ、先を読ませ、商品を注文させる手法です。
例「後払い可能な請求書」「機内で絶対に食べてはいけないもの」
有益(Useful)
利益を強調することで読み手の興味を掻き立てるものです。
例)「超格安スキーツアーにご招待!」

圧倒的に伝わるコピーとは?
読み手に圧倒的に伝わるコピーとは?本書では11のチェックポイントが提示されていますが、その中でも、特にブログにも当てはまるポイントを精査してお伝えします。
圧倒的に伝わるコピー
・1文を短くする
・簡単な言葉を使う
・ストレートに要点に入る
・性別表現を避ける
以下、解説していきますね☺️
1文を短くする
1文があまりにも長いと読者は情報量が多くなり、読むのがしんどくなります。歯切れのよい、簡潔で明瞭な短い文を書くことを心がけましょう。

簡単な言葉を使う
専門的な言葉を使って頭の良いヤツアピールをしているつもりでしょうか。読み手に伝わらなければ全く意味はありません。

ストレートに要点に入る
変に文章をこねくり回しても、読者が混乱するだけです。ストレートに本題に入りましょう。
性別表現を避ける
看護婦、ビジネスマン、広告マン、全て性別表現です。このような表現はさけ、看護師、ビジネスパーソン、広告のプロ、といった言葉を使いましょう。
併せてこちらの記事もオススメです。
ルッキズムという言葉の意味を知っていますか?身体的特徴で他者を判断しない世の中に
ウェブの書き方
最後に、ウェブサイトにおけるコピーの書き方についてまとめていきます。
ウェブサイトでのコンテンツにおいて、重要なことは2つだけです。
1見込み客が、あなたから購入するために知っておくべき情報
2これを書いておけば、見込み客が自分から買ってくれるだろうと思う情報
この2つを過不足なく自身のサイトに載せておくことがとっても大切です。
まとめ
見出しの奥深さを感じましたね。。
セールスライティングの本ですが、ブログ運営にもかなり参考になる箇所が多く、ブログ運営されている方はもちろん、仕事で営業や、商品を販売されている方も1度は読んでおくべき本だと感じました!
