
ハイネケン、日本リーバ、サンスター、そして日本コカコーラ副社長、タカラトミー社長を経て現在新日本プロレス社長を務める
ハロルド・ジョージ・メイ氏の著書『百戦錬磨』の紹介です。
百戦錬磨とは?
オランダで生まれ、日本、インドネシア、アメリカなど様々な国の文化に触れ、6カ国後を操るプロ経営者ハロルド・ジョージ・メイ社長による
グローバル且つ競争激化のこの時代に必要となる
マインド・スキルを語ってくれるビジネス書です。

ハロルド・ジョージ・メイってどんな人?
前述の通り6社を渡り歩いたプロ経営者で語学堪能。
ユーモアセンスに溢れ、6つの国の言葉を話すことが出来
マーケティング戦略にも強いメイ社長。
日本国内だけでは成長に限度のある時代において
これほど需要のある人もいないのではないでしょうか?
新日本プロレスは良い人材を社長に招聘したと言えますね。
仕事は楽しくカラフルに
メイ社長のモットーである『仕事を楽しくカラフルに』
仕事を楽しむ、という姿勢はメイ社長の人柄を象徴しています。
ハロウィンの際は誰よりも本気の仮装で沸かせることでも
有名なメイ社長。誰よりも楽しむマインドが良い仕事をする
条件なのでしょうね!

ブランドを作る
自社のブランドを作る、ブランドとはイメージや信頼のことで
同業他社に比べて、ブランドを感じてお客様が自社商品を手に取って
くださるので、ブランド育成は非常に大事だと語られています。

新しい市場を作り続ける努力とハート
タカラトミー時代の名社長の逸話で、空港から出国手続きから
登場ゲートまでの広大なスペースを持て余していた場所に
カプセルトイ(ガチャガチャ)を大量に設置するアイデアを
展開し、それが外国人観光客のお土産として大ヒットしたという
事例があります。
全く何もないところからアイデアを思いつき、実現させる強いハートを
持って行動することで
大きな成果をもたらすということです。

こんな人におすすめ
百戦錬磨は次のような方におすすめです。
②グローバルな人材を目指している人
③面白いことが好きな人
かくいうプロレス好きの私は新日本プロレスの昨今の
隆盛を作っている社長の仕事論に興味を持ち購読したのですが
プロレス好きならずともビジネス書として非常に良書であると感じました。
メイ社長のスキルの高さに脱帽の一冊です。是非ご一読あれ。