従業員満足を重視しない会社は終わる

今回は、従業員満足を重視しない会社は終わるよって話です。

従業員満足を重視しないと終わる理由は?

この理由は、ES(従業員満足度)が高くないと社内CSが上がらないので結果CS(顧客満足度)が上がらないため、結果業績が向上しないからです。

三菱総合研究所が提唱している『満足のピラミッド』というフレーム図が非常に分かりやすいです。これを見るといかにESが会社の大元のガソリンとなるものか、が見えてくると思います。

ラクーンの事例

良い事例として、『ラクーン』というネット流通サービスや決済、補償事業を手がけるベンチャー企業を取り上げます。

同社のユニークな制度で、会社から3キロ圏内に住む社員に月2万円の手当を申請する『近距離通勤支援制度』を導入したのです。

狙いとして

・長距離と近距離通勤による交通費の格差解消(会社のお金は従業員の資産という素敵な考え方 ・近距離通勤の促進による社員のワークライフバランス改善です。

この制度のおかげで

感じるメリット
①満員電車の憂鬱から解放された!
②会社が終わって早く家に帰り、プライベートの時間を持てる!
③会社からの距離が近いので消耗が少なくなった

等歓迎の声が大きいそうです。

スタバの事例

VORKERSという会社が行った2018年のサービス業界における顧客満足につながる社員満足ランキングで5位にランキングされたスターバックスコーヒージャパン株式会社の事例も紹介します。

グリーンエプロンブックカード

このカードの利用目的は、自分以外のパートナー(店員)で素晴らしい接客をしていた人に、何が素晴らしかったのかをフィードバックするものです。

このカードを5枚貰うとお店から表彰されるという制度です。常に見られている緊張感と、日々の努力や実践が評価される仕組みが出来ているので、従業員満足度の向上に繋がっているそうです。

こまめな給与設定

スタバではパートナーの職務レベルが非常に細かく設定されていて、3ヶ月スパンで人事考課と給与査定が行われます。短いスパンで成長が評価されるため、従業員が成長に意欲的で、成長実感が強いのです。

とはいえ難しいですよね

そうは言っても自分の企業は上層部の頭も固いし

そんな立派な企業と比べてもなぁ、と思う方もいると思います。

むしろ大多数の方がそう思うのではないでしょうか?

それでも、従業員満足を追いかけないといけない

それでも、従業員満足を追いかけないといけない大きな理由があります。

1つは、今後労働人口が人口減少でどんどん少なくなっている中、従業員の働き方をより良くする働き方が出来ない会社にはどんどん人が離れていくからです。

企業の存続に関わる事態になることは明らかです。

もう1つは、働き方の多様化とIT化による働き方の変化で、より良い環境で働けることが豊かさの尺度になるからです。

自己成長であったり、自分の時間を確保出来るなど、人によって求めるものは様々ですが、職場環境を重視しない人なんてほぼいない筈です。

良い事例を持つ企業の風土、文化をネットで検索すれば幾らでも出てくる時代です。それでも自社に取り入れられない、取り入れようと会社がしないのであればいつまでも同じ会社に縛られている必要はあるのか?と考えてもいい時期かもしれません。

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愛媛県出身ライティングやブログの知識や、プロレス、読書など 趣味からエンタメの話などを気が向くままに記事にしてお届けしております。そんなにタメになることは書かれておりませんのでご了承ください。