『売り上げを、減らそう』佰食屋〜中村朱美社長の矜持に学ぶ

売上を上げなければいけない。

前年比を上回らなければ会社は

存続出来ない。

仕事をしていく上でこの考えに

捉われて苦しい思いをしている人も

きっと多いことでしょう。

もり氏
いやーあるよね。絶対売り上げ上げていかないとダメなやつと言われる恐怖。

そんなある種の固定観念にがんじがらめに

なっている人には

衝撃とも言えるタイトルの本がこちら

『売り上げを、減らそう』

です。

えっ?売り上げって減らしていいの?

増やさないとやっていけなくない?

と思われた方も多いと思います。

そんな衝撃のタイトル本を発表したのが

京都で100食限定のランチのみ営業の飲食店を

3店舗経営している

中村 朱美さんです。

中村 朱美さんプロフィール

プロフィール
(京都教育大学卒業、専門学校の広報として勤務後、2012年9月に「minitts」を設立。同年11月に『国産牛ステーキ丼専門店 佰食屋』をオープン。子育て中の女性や障碍者、シングルマザーなど多種多様な人材の雇用を促進する。「第4回京都女性起業家賞」最優秀賞、京都市「真のワーク・ライフ・バランス」推進企業賞など受賞暦多数。)

美味しいご飯を安価で提供

京都で2012年から国産牛ステーキ丼の専門店を

営む中村さん。

創業のきっかけは旦那さんが作ってくれた

ステーキ丼が人生最後に食べたい!というくらい

あまりに美味しすぎてこれは

是非皆にも食べてもらいたい!

という思いから創業に至ったそうです。

美味しそう。。

飲食業界=ブラックからの脱脚

しかし飲食業界といえば

創業3年以内の廃業率7割といわれ

長時間勤務、劣悪な職場環境

などのイメージが強い業界です。

そんな業界に置いて『佰食屋』は

革命的な取り組みを行なっているので

紹介していきます。

台をふきふき

仕組みで人を幸せにする

中村さんのモットーが

「仕組みで人を幸せにする」

ということ。

頑張れと言うだけでは何も解決しない。

だから飲食でも幸せに働けるようになる

仕組みを構築することで

従業員のワークライフバランスを

実現しています。

売り上げを放棄

『100食限定』『ランチ営業のみ』

営業時間はたったの3時間半。

100食早く売り切れればその分

早く帰れることもインセンティブにしています。

早く家に帰れることで

家族で食卓を囲んで晩御飯を食べられる。

これって相当な幸せですよね。

もり氏
自由に使える自分の時間はお金と同等かそれ以上の価値があるよね。

『夜営業もすればいいのに』

『もっとメニューを増やして限定も辞めれば

もっと売上が伸びるのに』

と言った声を何度も浴びたそうですが

それでも

『売り上げを、減らす』

選択をしたことで得られるものがたくさんあった

ということですね。

会社に合う人材を採用する

『佰食屋』では、自社の価値観に合った人間を

採用することにこだわっています。

売り上げをガンガンあげたい!色んなアイデアを

提案して会社を伸ばしたい!!

というタイプの一見優秀そうなやる気に

溢れた人は採用しないそうです。

むしろ、ちょっと引っ込み思案で

ガツガツしたタイプではないけど

黙々とルーティンの仕事をきっちりと

こなせるタイプの人が『佰食屋』では

求められているそうです。

自社の価値観に合った人材を採用することで

既存の従業員達との関係性を良好に保ち

愛のある仕事をすることが出来る。

自社に合った人間を丁寧に採用することが

働きやすさに直結するのです。

ワークライフバランスの究極系

売り上げに上限を決めることで

終わりのない売上を追いかけるという

作業をしなくて良くなる。

メニューが3種類しかないため

外国人や高齢者の従業員でも

メニューを覚えるのに苦労せず

働きやすくなる。

ランチのみの営業にすることで

社員も残業なく働ける。

イコール自分の時間をしっかり取って

人生の満足度が上がる。

・・・どうです?売上が上がれば

幸せになれるって思っている方

結構衝撃じゃないですか??

売上というある種企業が

絶対に追いかけないといけないと

されている目標をあえて放棄することで

こんなにも手に入るものが

あるなんて。。

目からウロコです。。

シンプルを貫く

結局、これに尽きます。

極限までシンプルにすることで

働きやすくなるのです。

あれもやろう、これもやろうと

なんでも手を出して結局

何も続かない、成果に繋がらない。

気がつけばやめてしまう。

そんな企業のいかに多いことか。

中村社長の潔さが従業員に浸透しているから

こそ、『佰食屋』がこんなにも

多くの人に共感される優良企業として

取り上げられるのだといえますね。

本当の幸せとは何かを追求する

売上至上主義からの脱脚。

そして、人の幸せとは何かを

本気で追及すること。

価値観を共有し、共感すること。

シンプルを貫くことで今やるべきことに

集中出来る環境を作る。そして

そこには一人一人の想いがこもった

改善が生まれるという好循環。

人口が減り、可処分所得が減り

パイの奪い合いが起こり、それでも

昨年対比超え至上主義の価値観から

脱却できない多くの企業。

本書を通して聴こえてくるのは中村さんからの

メッセージ『その先に本当に従業員の幸せはあるのか?

終わりに〜ラスボスは自分

本書のラストに、中村さんが語るのは

『敵は己の中にある』です。

自分の中に巣食う「こうでなければ」

「こうしなければならない」という固定観念。

自分自身が持つその気持ちこそがいちばん強い

ラスボスなのだと中村さんは言います。

2児の母でもある中村さん。その魅力、カッコよさ

何回失敗しても諦めない姿勢、成功するまで諦めずに

考え続けることetc、、、本書からは学べる要素が

沢山あります。

令和時代、働き方改革が叫ばれる時代の

バイブルとして、ぜひ一読をお勧めします^ ^

ABOUTこの記事をかいた人

愛媛県出身ライティングやブログの知識や、プロレス、読書など 趣味からエンタメの話なども公開していきます! 何かしら読んでいただいた方のプラスになる記事を沢山作れるよう に頑張りますので、何卒よろしくお願い致します(^ ^)